/ エアロビックとは
エアロビックの歴史と沿革

エアロビクスが「スポーツ」発展したものです。

エアロビックは、アメリカのケネス・H・クーパー博士が提唱した運動処方理論「エアロビクス」を起源として、
1980年代に一世を風靡したエアロビクスをエアロビックダンスやエクササイズを
技術的に体系化して「スポーツ」に発展したものです。

近年では体操競技と同様に表現スポーツや採点スポーツに位置づけられています。

1982年、アメリカの『ランナーズ・ワールド誌』の発行人ロバート・アンダーソン氏が
フィットネスのエアロビクスとは一線を画した競技を創案し、
カリフォルニア州マウント・ビューで初の競技会を開催しました。

日本では1984(昭和59)年に「第一回全日本エアロビック選手権大会(Dole CUP)が開催され、
また、1990(平成2)年には本格的な国際競技大会の幕開けとなる
「スズキワールドカップ世界エアロビック選手権大会」が開催されるなど、
いち早く競技普及が進み、その後、アジアをはじめ、アメリカ・南米、ヨーロッパでも
国際大会が開催されるようになり、1995(平成7)年から体操競技を統括する
国際体操連盟(FIG)も競技エアロビックに参入するなど、
現在、世界50ヶ国以上で行われ、オリンピックの種目化を目指すまでになっています。

近年では国際体操連盟の体操競技と同様に表現スポーツや採点スポーツに位置付けられています。

また、エアロビックは生涯スポーツとして道具の必要もなく気軽に行え、
健康づくりや美容など日常的に行える運動として老若男女問わず
多くの方が日常的に取り組まれています。

2014年より日本各地で取り組んでいる「スローエアロビック」は
激しい・レオタードを着用し若い人が行うといったエアロビックのイメージとは全く違う、
頑張らない心地よい軽運動で、日常生活を快適に過ごし、
健康寿命を伸ばす運動プログラムとして注目を集めています。

介護施設やシニア世代の運動プログラムとして全国にスローエアロビックの輪が広がり始めています。

そして子どもたちの学校スポーツとしても行われるなど、広く世代を超えて広がっています。

(一部引用:公益社団法人日本エアロビック連盟HP